大阪大学ショセキカプロジェクト
「学生が企画する本を学生の力で出版する」を最終目標とし、それを大阪大学教員・大阪大学出版会がサポートする形で2012年にスタート。
何ともパラドキシカルなテーマである。
元々、ドーナツを全部食べたら、穴は残らない。
では、どうするのか?
このテーマに、大阪大学の先生たちが、それぞれの専門分野から答えを導き出す。
本書によると、“ドーナツの穴談義というブーム”があったという。
グーグル検索で約7400件結果が出たらしい。
ある種の定番ネタだというが、先生方はどのような答えを出すのだろう。
物理派—巨大なドーナツを光速で回転させることにより穴を空間的に閉じる
科学派—穴に空気とは違う気体をつめれば?
数学派-非ユークリッド幾何学的には可能
統計学派—100万回食べれば1回ぐらい穴は残るかもしれない
地学派—半減期を調べれば穴の存在を証明できるかもしれない
合理派-ドーナッツ食べた後に穴の存在を証明すればいいんじゃね?
芸術派-私が存在しない穴を写実することでなんとかできないだろうか?
言語派—問いかけが漫然としていて厳密な対策が必要
哲学派—穴は形而上的な存在の定義外にあり、超空間的な(ry
懐疑派—そもそもドーナツの時点で怪しい……
報道派—まずはドーナツに穴が空いているか世論調査すべき
政府派—真に遺憾であり今後このような事態が起こらぬよう最大限の努力を(ry
外交派—食べてやってもいいけど代わりに援助基金を増設しろ
一体派—では穴だけ残しますからまずは穴の存在を証明してください
(「ドーナッツの穴だけ残して食べる方法:2chコピペ保存道場より抜粋)
本文 抜粋
本書の内容は、難解、かつ盛沢山だ。
本を読んで、頭が穴のように空洞化し、ぽかんとするかもしれない??
「ドーナツの穴」の、ネット検索もいいかも!!
(J)