2014年4月発売の「そだちの科学」で、子ども臨床トピックスが特集されている。
近頃、メディアでも盛んに虐待が報道されるようになって、行政からの虐待家庭への援助や虐待児へのサポートが、様々な形で、叫ばれるようになってきた。

そんな中で、『社会的養護の未来』として、福岡にある「子ども村福岡」が紹介されている。
虐待児と共に生活をする育親支援や、虐待児に関わる人たちへの専門的知識、また、児童相談所との連携、実家族との連携など、さまざまな課題を抱えつつ、心理職やソーシャルワーカーなどの専門家も抱え込みながらの日々の活動のあらましが書かれていた。

国の政策としては、小人数制でのでの保護や教育、ソーシャルスキルの支援などが推奨されているようだが、それを支える人たちはボランティア活動だったり、虐待児が抱える様々な問題が、支援を難しくしている所もあるようだ。
全国で子どもに関わる活動をする人たち関係者のネットワークが進められていうようだが、人手不足の慢性化があるのは歪めない事実で、仕事の難しさに対する誤解や困惑があると言われている。

 

 

「NPO法人子どもの村福岡」