「先送りせずに すぐやる人 に変わる方法」  佐々木 正吾
How To Stop Putting Things Off And Get Them Done ASAP

 

 

著者紹介
心理学ジャーナリスト。
専門は認知心理学。
1973年北海道生まれ。
97年独協大学卒業後、ドコモサービスで働く。
2001年アヴィラ大学心理学科に留学。
著書に『スピードハックス』『チームハックス』(共著)、ベストセラーとなった『iPhone情報処理術』(共著)などがある。
また、ブログ「ライフハックス心理学」を主宰している。

方法 RULE 47 ことあるごとに話題にする

私の担当の編集さんは「企画を立てて話題にしているときはやる気になるのですが、校正などの地道な作業になると、ついつい先に送りたくなる」とよくこぼされます。
話題にしているときには盛り上がっても、ひとり孤独に地道な作業に取りかかるとなると、それほど魅力的な仕事に思えなくなってくるのです。
しかし、地道で孤独に進める部分が、仕事にはつきものです。そこをいつまでも先に送っていると、何もできあがりません。
この足踏みから脱するには、誰かと仕事について話題にしてみる、ということがいい方法です。話題にすることで、自分の注意を仕事に向かわせることができるのです。注意を向けるというのはとても大事なことで、意識の中心に置いていることにこそ、人は気力を注ぐことができます。
話題にするのはリアルな会話だけでなく、ツイッターやSNSでもいいでしょう。ことあるごとに、仕事であれば仕事について、ダイエットであればダイエットについて、話題にしてみるのです。意識に上らせることが「すぐやる」への近道です。

◎人をなるべく巻き込む

これの応用編として、人をなるべく巻き込んでしまうというやり方はうまいやり方です。
たとえば、本を執筆するのは孤独で地道な作業ですが、人と一緒につくれる部分もあります。企画について練ったり、構成を考えたり、内容について語り合ったりすれば、原稿を埋めるのに必要とする時間はわりと短時間になります。孤独で地道な作業は、こうして短時間にすることもできます。
やるべき作業を、他人とともにできないか、考えてみましょう。