「先送りせずに すぐやる人 に変わる方法」  佐々木 正吾
How To Stop Putting Things Off And Get Them Done ASAP

 

 

著者紹介
心理学ジャーナリスト。
専門は認知心理学。
1973年北海道生まれ。
97年独協大学卒業後、ドコモサービスで働く。
2001年アヴィラ大学心理学科に留学。
著書に『スピードハックス』『チームハックス』(共著)、ベストセラーとなった『iPhone情報処理術』(共著)などがある。
また、ブログ「ライフハックス心理学」を主宰している。

 

 方法 RULE 23
「スタンバイ状態」をつくる

歯磨きならすぐやれる、という人は多いでしょう。歯磨きは、習慣化しているということもありますが、洗面台の上に道具がそろっており、水さえ出せばすぐに行動に移せます。つまり「スタンバイ状態」にあるから、すぐに行動に移せるのです。
なかなか「すぐやれない」行動も、スタンバイ状態に持っていっておけば、案外すぐにやれるということが多くあります。

◎ 必要なモノをまとめて置いておく

たとえば、経費精算を考えてみましょう。会社で経費精算をするためには、領収書を集めて、経費精算用の紙を用意し、電卓を用意して、印鑑を用意する、といったところでしょうか。
「さて、経費精算するか!」と思ったときに、領収書を集めて、清算用の紙を経理部まで取りに行って……などとやっていると、とてもおっくうになってます。実行する前に、その段取りを頭に思い浮かべて、動けなくなることも多いでしょう。

すぐやるためには、スタンバイ状態にあればいいのですから、つねに手元に、清算用の紙、電卓、領収書があればいいのです。「引き出しのいちばん上は経費精算のためのスペース」などと決めておき、つねにスタンバイしておけばすぐに実行に移すことができます。

運動をするのであれば、玄関にジャージとシューズを用意しておけばいいでしょう。勉強であれば、手に届くところに勉強道具一式を用意しておく。
すぐやるために「スタンバイ」を意識してみましょう。