「先送りせずに すぐやる人 に変わる方法」  佐々木 正吾
How To Stop Putting Things Off And Get Them Done ASAP

 

 

著者紹介
心理学ジャーナリスト。
専門は認知心理学。
1973年北海道生まれ。
97年独協大学卒業後、ドコモサービスで働く。
2001年アヴィラ大学心理学科に留学。
著書に『スピードハックス』『チームハックス』(共著)、ベストセラーとなった『iPhone情報処理術』(共著)などがある。
また、ブログ「ライフハックス心理学」を主宰している。

方法 RULE 53 タスクを前に迷わない

方法16でご紹介したタスクリスト、これはTODOリストともいわれますが、やることが書いてあるリストのことです。
たいていのビジネスパーソンは、覚えきれないほどタスクを抱えているので、タスクリストを使っていますが、問題はただやるべきことがそこに書かれているだけ、という状態です。
書いてあるだけで実際には読み返すこともなかったり、いつまでも同じタスクがリストに残っていたり、上から見ていって一番下まで行ってはまた上まで読み返してみたり。その間にも時間は過ぎていきます。

◎ やろうかな、どうしようかな……といって時間を失わない
方法16ではタスクリストを構造化することをおすすめしましたが、そのタスクリストを眺めて、「やろうかな、どうしようかな」と迷うことはいますぐ止めましょう。
その代わり、何も考えず上から順番に一つひとつ丁寧につぶしていきます。
いったん、タスクリストを上からつぶしていくというやり方に慣れてしまえば、二度と頭の中で迷ってこねくり回すというやり方には戻れなくなるでしょう。迷うことはとても不愉快なことだと感じられるようになります。それくらい、迷わないで仕事をすませるということはスッキリするものなのです。
ただ、実際に紙に書いた順番通りにできるとは限りませんし、適切な順番に並んでいるとも限りません。そういう意味では、タスクは付せんに書いて並べ替えられるようにしたほうがいいでしょう。
デジタル機器やサービスを使えば、この作業はいっそう容易になります。最近のスマートフォンは急速に高機能化していますから、本格的にタスクリストを使おうと思う人はぜひ購入・活用をおすすめします。