「先送りせずに すぐやる人 に変わる方法」  佐々木 正吾
How To Stop Putting Things Off And Get Them Done ASAP

 

 

著者紹介
心理学ジャーナリスト。
専門は認知心理学。
1973年北海道生まれ。
97年独協大学卒業後、ドコモサービスで働く。
2001年アヴィラ大学心理学科に留学。
著書に『スピードハックス』『チームハックス』(共著)、ベストセラーとなった『iPhone情報処理術』(共著)などがある。
また、ブログ「ライフハックス心理学」を主宰している。

 

 方法 RULE 11
「誘導タスク」を設定する

すぐやれないのであれば、嫌でもすぐやる状況をつくってしまうのも手です。
まずどんな「誘導タスクを設定する」という方法が考えられます。

たとえば、部屋の片づけがすぐやれない、としましょう。
会社から部屋に戻ってもすぐテレビをつけてしまい、なかなか部屋の片づけができない。そんなときは、朝、部屋を出る前に、片づいていない荷物の山を、玄関に置いてから、出て行くのです。
こうしておけば、次に部屋に戻ってきたときは、嫌でも少しは片づける必要が出てくるでしょう。少しは片づけないと、部屋に入ることすらできないからです。
そうやって「少しの片づけ」をしてみると、その「勢い」で、部屋の片づけ、掃除を始められるかもしれません。

このように「最初の一歩」を踏み出すための作業を「誘導タスク」といいます。そして、自分がやりにくいと思う作業には、「誘導タスク」を仕掛けられないか、工夫してみるといいでしょう。
やるべき作業に導いてくれる「誘導タスク」を使って「すぐやる人」への道を切り開いてください。