「先送りせずに すぐやる人 に変わる方法」  佐々木 正吾
How To Stop Putting Things Off And Get Them Done ASAP

 

 

著者紹介
心理学ジャーナリスト。
専門は認知心理学。
1973年北海道生まれ。
97年独協大学卒業後、ドコモサービスで働く。
2001年アヴィラ大学心理学科に留学。
著書に『スピードハックス』『チームハックス』(共著)、ベストセラーとなった『iPhone情報処理術』(共著)などがある。
また、ブログ「ライフハックス心理学」を主宰している。

方法 RULE 39 締め切りがなくても動ける方法を探す

デッドラインを設定して、行動する人は多いと思います。
ただ、それに慣れてしまうと今度は、締め切りがないと動けなくなります。締め切るがないと動けない人のことを「デッドライン症候群」といいます。
デッドラインがないとできない、という人は、自分の部屋が掃除できません。明確なデッドラインがないからです。デッドラインがないものは、破綻するまで放置してしまいます。
その点でいうと、ダイエットもデッドラインがありません。貯金や運動もそうです。
デッドラインがないとできないというのは過度に「他人志向」的ということでもあります。
締め切りは他人が設定するものです。デッドラインに依存しているということは、他人に依存しているということです。そしてそれを守ることで承認欲求を満たすのです。
そういう人は、掃除もまた、部屋に他人を呼べばできます。ダイエットにしろ、貯金にしろ、人を介してやればうまくいく可能性は出てきます。

◎自己実現経験を積む

他人の力を借りずに「すぐやる」ためには、自分で設定したデッドラインでできたという経験を多く持つことです。この「自己実現経験」を積んでいけばいいのです。小さなことからでいいので、自分でデッドラインを設定して、それをクリアしていきましょう。
過剰に他人志向的なところから少しづつ主体性を取り戻していく。たとえばタイマーというのは自分と他人の間くらいにあるものですから、まずタイマーでデッドラインを設定して行動するクセをつけてみるといいでしょう。