3D画像で話題になった「アバター」。
レンタルビデオ屋さんで、レンタルがされるようになり、さっそく鑑賞しました。
『レンタルなので、3Dでないのが残念!』
さすが、ジェームズ・キャメロン監督。
160分近くの長い映画にもかかわらず飽きず、最後まで画面に鑑賞しました。
美しい風景にうっとり。
アバターという人間と先住民族のDNAの総合体『それって、合成人間みたいなもの?』 が、未来の宇宙で、悪い人間と対決するお話。
水戸黄門みたいに、『印籠の代わりに、アバターは何を持ってたんだろう?』
安心して見られる映画でした。
とはいえ、内容は、水戸黄門ほど単純ではない。
『あたりまえか・・・』
“パンドラ”という危険が満ちているといわれている星に、死んだ兄の変わりに送られた主人公のジェイク・サリーが軍の任務をおびつつ、アバターとなり、その星の美しさや神秘とも言える自然に触れ、そして、先住民族であるナヴィ族との触れ合いや様々な体験を通して考え方や生き方を変る。
本来の任務とその自分との板ばさみになりながらも、和解の方法を探すが、結局は、人間を相手に闘うことになる。
この映画に出てくる風景や植物、どこかで似たような・・・と思った時、私の頭に思い浮かんだのが、宮崎 駿のアニメ映画。
「風の谷のナウシカ」「天空のラピュタ」etcetc.
似てません、どこか?
ナウシカの最後のシーン。
白い糸に包まれたナウシカが生き返るあのシーンや、ラピュタの雲の上の世界。
エイワと言われる神の使いの生き物たち。
改めて、日本のアニメの凄さに思いを馳せました。
『日本のアニメって、本当に凄いね。』
今、地球上でも先住民族が絶滅の危機に瀕しているといいます。
先進国などの文明国が、アマゾン奥地などの先住民族のところに行き、その結果として、先進国の病原菌や病気を置き土産にしてしまい、抵抗力のない先住民が、
結果として感染する。
悪意のない行為が、思わぬ結果を生むこともある。
『悲しい悲しい話、本当に悲しい話・・・』
ありきたりと言えばありきたりの映画ですが、この映画のように、「終わり良ければすべて良し。」?
となれば、世界はもっと平和かもね。
そんなにうまくはいかないか・・・。
(J)