アラン・ピース&バーバラ・ピース
ずーっとずーっと昔から、男と女の間には、超えるに超えられないものがあると言われて来た。
この本は、その超えられないものを超えるためのHow Toが書かれている。
男は女にすぐに説明やアドバイスして、その場限りの嘘をつく。
その背後には、10万年以上ものあいだ、獲物を追ってしとめるために空間能力や方向感覚を磨き、直感的に道を見つけだす能力も身につけた。
道に迷ったと告白するくらいなら、女になじられたほうがまし。
一方、女は、小さい頃から、相手を見て、配慮する事を教えられてきた結果、泣くことで、相手をコントロールする方法を覚える。
男は、ただ共感して女の話を聞くこと。
そして、女は、「私は、~と思う。」「私は、~して欲しい」ということを相手に通ずるように話すこと。つまり、アサーティブに話すこと。
はたして、この方法で、越えられないものが、超えられるのか?
女をいらだたせる男の七つの行動
- どうして男は、何にでも解決策を出してアドバイスをしたがるの?
- どうして男は、リモコンでせわしなくチャンネルを変えるの?
- どうして男は、道に迷っても素直にたずねられないの?
- どうして男は、トイレの便座を上げたままなの?
- どうして男は、女の買い物に付きあいたがらないの?
- どうして男は、ところかまわずおならをするの?
どうして男は、下品なジョークが好きなの? (本文参照)
男が抱く五つの疑問
- なぜ女はおしゃべりなのか?
- なぜ女は、何でも話し合いで解決したがるのか?
- なぜ女の話は大げさなのか?
- なぜ女の話はとりとめがないのか?
- なぜ女は細かいところまで全部知りたがるのか? (本文参照)
この世界には、極わずかの例外を除いて男と女しか居ない。
男脳と女脳、その違いは男と女の間にあるももの、説明は出来るのか。
さて、あなたの読後の感想は、どんなものでしょう。
ちなみに、この本は、某古書店で、¥105で購入しました。
流行おくれ?の得策です。
(J)
「嘘つき男と泣き虫女」