ソーク生物学研究所。
この建築物は、ルイス・カーンの作品である。
20世紀の建築家の中でも、天才とも芸術作品ともいわれた人である。
建築物は、まるで、神に届くかの如く、美しくかつ神々しく建っている。

ルイス・カーンは、3つの家族が居たらしい。
彼とともに暮らしていたエスター。
エスターとルイスの間には娘のスー・アンが居る。
2家族目はアン・ティンでアレックスとい名前の娘がいる。
そして、この映画を製作し、今は無き父がどんな人だったかを知りたくて、父親の死後25年経て、世界中の建築物を見て回ったフィリップ・ジョンソン。
ルイスの子どもでは唯一男の子である。

彼もまた、建築家である。
母の名前はハリエットである。

それぞれ母が違う3人。
そんな3人の出会いは、父親の葬儀の時であった。
3人の母は、互いの存在を知っていた。

ルイス・カーンは、カリスマ的で、建築に対して独特の理論を持っていたらしい。
完全主義者で、芸術家肌。
独自の哲学を持ち、その理論に沿って建築した。
完全かつ永遠の建造物を目指す。

最後は、ペンシルバニア駅で心臓発作で亡くなる。
インドからの帰国。
破産状態で借金があった。
パスポートの住所が消されていて、誰かわからず、3日間死体保管されたという。

ペンシルバニア大学での教鞭のシーンが取られているが、学生たちに囲まれて、自分の考え方を話している彼は、建築という職業をこよなく愛しているように見える。

ルイスは、ユダヤ人の両親のもとで育ち、小さい頃、衣類に火が付いて、顔などに火傷を負う。
外見は良くなかったが、それに担うモノを持っていたという。

英国美術センター
ソーク生物研究所
キンベム美術館
エクセター図書館
バングラディッシュ国立議事堂

建築の変革者であり、太古の力強さに漲る。
そんな美しさに心躍る。

(J)
「マイ・アーキテクト」 My Architect