カナダとの国境のアメリカ・ニューヨーク州。
水路の村 マシーナ。
厳しい寒さで、川には氷が張る。

ギャンブル中毒の夫のトロイに家を買うお金を持ち逃げされたレイ・エディ。
5歳のリッキーと15歳のトロイ・ジュニアの二人の子供とクリスマスを前にお金のなくなる。
1ドルショップに2年勤めてもパートよりは昇進できない。

ビンゴ屋に勤めるライラは、モホーク族の保留地に住む。
夫に死なれ、1歳の子供は、夫の母親に連れ去らる。
目が悪くお金を間違えてばかりのライラは、店を首になる。

そんな二人の女たちは、生活や子供と暮らすために必要なお金を稼ぐため、国境警備隊の目を盗み、凍った川を車で走る。
白人と保留族の二人は、反発しながらも、協力するしかない。

うまくいくかと思いきや、後もう一歩という所で警備隊に見つかる。
警察に出頭し投獄されるレイ。

そしてライラは・・・・・。

映画の舞台は、白人と原住民との見えない闘争のある所。
保留区は治外法権である。
その背景のある二人の女性が、密入国の仕事をお金の為に協力しながらするうちに、お互いの様々な生活や暮らしぶりを知る。

生き方や思想・宗教の違い、考え方の違いは、ふとした出来事からお互い、相手の愛情に触れてそれはやがて、友情へと変化する。

見終わって温かいものが心を満たす。
人と人との結びつきって、この映画ほど単純ではないにしろ、ふとしたことで生まれるよね。
電車の中でのちょっとした事や綺麗な景色を一緒に見る事で、そんな単純なことでも人と心が“繋がる”よね。

“一期一会”素晴らしい未来に出会えるかも・・・・・。

(J)

「フローズン リバー」 FROZEN RIVER