1969年 サンディエゴ。
“熱血弁護士フィンチ”を目指すウィリアムは11歳の少年。
5歳で小学校に入り、5年生で飛び級。
2歳離れた同級生から“ナーグ”(チクリ屋)と言われ、体格も随分違う。

姉のアニタは、世間とは違う厳格な母のやり方や考え方を嫌い、18歳で家を出る。

その時、弟のウィリアムに残したものは、母が“麻薬やセックスの詩”と言って毛嫌いしていたロックのレコード。
ビートルズ・レッドツェッペリン・サイモンとガーファンクルなどの歌。
蝋燭を灯して歌を聞くと未来が見えると・・・。

1973年
ウィリアムは、世界的なロック評論家で「クリーム誌」の編集長のレスターに会う。

評論家の仕事の難しさを教えながらも、ウィリアムの文章に興味を持ったレスターは、35ドルで“ブラック サバス”の記事を依頼し、その後のアドバイスを約束する。

コンサート会場で、ペニー・レインという謎めく女性との出会い、また、ロックバンドの“スチールウォーター”とも出会い、ギタリストのラッセル達と、大手の雑誌社「ローリングストーン誌」の取材でツアーに同乗することになった。
母から、4日だけ・一日2回の電話・テストの欠席は1回だけという条件のもとではあったが・・・。

アリゾナ州テンピ クリーブランド
ボストン等をコンサートでまわり、取材を続けるが、どんどんと日にちは過ぎ、母との約束は、守れない日々が続く。

嘆く母をよそに彼の旅は続く。

自分の人生を自分で切り開いていく。
15歳で見つけた人生は、右往曲折の連続。
母の言い分を聞きながらも彼は、歩む。 自分の道を、歩む。

(J)

「Almost Famous」