リン・バーバーの思い出に基づいて

1961年のロンドン。
17歳のジェニーは、今日もチェロの練習をしている。
ジェニーは、オックスフォード大学を目指す高校生。
厳格な父と母に育てられ、学校での厳しい教育や大学に入るために日々勉強する毎日を送っている。

そんなある日、彼女の前に現れたディビィットは、高級車を乗り回す洒落た大人の男の人だった。
デッビッィトの友人と、今まで経験したことのないところに行き、見たことのない新しいものを見る。
プロの演奏会やオークション。
ジャズを聞き、煙草を吹かす。
そして、憧れのパリにも行く。

結婚を申し込まれたジェニーは、
今までの飽き飽きしていた生活を捨てて、新しく生活をするはずだったのだが・・・。

デッビィットは、結婚していたことがわかり、すべてが、絶望へと変わる。

ジェニーの父は言う。
「この飽き飽きした生活から解き放たれるように大学にいけと言っていた。
そこに、あいつが現れてた。
自分が、すべて悪かったんだ。」と。

必死に勉強するジェニー。
そして、彼女の元にオックスフォードからの合格通知が届く。

17歳の少女をキャリー・ミリガンが好演している。

日々の淡々とした生活に飽き飽きしていた少女が、社会経験豊かなディビィットに惹かれ、今までとは全く違う世界でいろいろな経験をする。
舞い上がった少女は、周りの忠告も聞かず、新しい生活に心惹かれ、そして、破滅する。

だが、その経験から、彼女は何が大切かを学び、再び挑戦する。

ひよっとしたら、私の心にも年齢に関係なく忍び寄る日々の生活の退屈さに耐え切れず、ほんのわずかの心の隙間に忍び寄る小悪魔のごとく、こんな冒険に飛び込んで、全く知らない、想像を超えた世界に行きたいと思うのだろう。

(J)

「17歳の肖像」 An Education